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インフルエンザと歯周病

[2018.12.02]

冬も始まり、インフルエンザが流行する時期になりました。すでに予防接種を受けられた方も多いのではないでしょうか。

さて、ここ数年ニューなどでも取り上げられていますが、口腔環境が悪くなっているとタミフルなどのインフルエンザ治療薬が効きにくくなることがわかってきました。口の中の歯周病菌は、粘膜にインフルエンザウィルスを侵入しやすくする酵素を作り出しています。その酵素は抗ウィルス役でも抑制ができないことがこれまでの研究で明らかになっています。そのため、口腔内が不衛生な状態になっているとウィルスが侵入しやすくなり、感染を助長、特に免疫の低い高齢者や小さなお子さんでは重症化することもままあります。

ウィルスはのどや鼻の奥に感染し増殖していきます。食後な歯磨きなどのケアとともに、歯科医院でのPMTCを定期的に受けておきましょう。口腔内を清潔に保っておくと、抗菌成分を含んだ唾液が常に粘膜をカバーしてくれるので、ウィルスのさらなる感染防止にもつながるのです。

インフルエンザにかからないためには清潔さが大切。手洗い、うがい、歯磨きはもちろん。リステリンなどのデンタルリンスも活用して口腔内を清潔に保ち、インフルエンザの予防に励みましょう!

参照)公益社団法人日本歯科医師会ホームページ

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