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心の病は食から

1、心の病は食が原因?

 最新の精神医学の中の「分子整合精神医学」によると、心の病には(精神疾患)には、最も『食』が重要と位置づけられています。

2、心を病にする5つの原因

①食(半分以上の原因を占めているともいわれている!) ②化学物質(有害物質)  ③電磁波  ④建築ストレス  ⑤精神ストレス

 

①食について

 アメリカでの事例ですが、刑務所の警察官をしていた人が、ふと「いままでの受刑者たちの食生活が犯罪の発生に大きく関わっているのではないか?」と仮説を立て、受刑者たちの精神状態や、これまでの食生活を調べていきました。

 彼らの食生活は、ハンバーガーやフライドポテト、コーラなどの砂糖たっぷりの甘いジュースなどのジャンクフードのオンパレードで、本当に体に必要なビタミンやミネラル、食物繊維が大きく欠乏していました。そして、彼らの精神状態は「怒り」「イライラ」「ムカつく」「不安」「空虚感」が多くを占めていました。

 彼らに共通していたのは食生活、精神状態だけでなく、ほとんどの受刑者が低血糖状態でもあったのです。低血糖になっていると、脳の栄養である「ブドウ糖」は不足してしまい「イライラ」してしまうのです。…甘いものを常食しているのに低血糖になっていたのです!いわゆる「血糖値の乱高下=ジェットコースター理論」

 砂糖たっぷりの清涼飲料水を一気に飲むと、一気に血糖値は上昇し、膵臓はびっくりして、血糖値を下げるためにホルモン(インシュリン)を分泌します。これにより急上昇した血糖値は今度は急降下します。そうなると、脳がブドウ糖を欲するため、また甘いものがほしくなりお菓子を食べてしまいます。そして起こる血糖値の急上昇とインシュリンでの急降下。これが血糖値の「ジェットコースター」です。いわゆる砂糖中毒となり、インシュリンが出っぱなしになり、膵臓が疲れ、慢性的な低血糖症ができあがるのです。そのため

 

②化学物質(有害物質)について

 一概に化学物質といってもあまりに範囲が広いため一体何のことかわかりにくいでしょう。例えばシンナー中毒をイメージすればわかりやすいかもしれません。化学物質が体内に入ると、「イライラ」したり、「幻覚症状」がででたりと様々な精神症状を引き起こします。化学物質(有害物質)が脳の正常な働きを阻害してしまうのです。

 1995年国際会議にて緊急宣言(シシリー宣言)が行われました。その内容は『環境の中に日常的に存在する化学物質の影響は生殖系だけではなく、行動的、および身体的異常、さらには精神にも及ぶ。これは、知的能力および社会的適応性の低下、環境の要求に対する反応性の障害となって表れる可能性がある。』『環境ホルモン(内分泌攪乱物質)は、脳の発達を阻害する。神経行動に異常を起こす。衝動的な暴力・自殺を引き起こし、多動症を引き起こす。』という発表でした。

 環境ホルモンと言われると明らかにやばいイメージがわきますが、ほかにはどのような化学物質が身の回りにはあるんでしょうか。最も体に関係してくるのが食品です。一度食品パッケージの成分表を見てみましょう。明らかに化学物質の名前であったり、着色料、保存料といった化学物質が明記されていることが多くあります。そのほかでは残留農薬でしょうか。国産の野菜などであれば収穫後洗浄されているかしているのでほとんど問題にはならない、ないしは気にしていられない量でしょう。問題は、収穫後に振りかけられている農薬です。長距離を輸送する際には、食品が腐らないようにする必要があります。大豆なんかはたったの7%だけです。90%以上は船で数ヶ月かけて輸送されてきているのです。その間いくら冷蔵庫に入れておいても保存に限界があるので、収穫してから輸送するまでの間に腐ったりしないように化学物質を振りかけているのです。ここ度振りかけた化学物質はなかなか食品から落ちることはなく、何らかの形で、残念ながら私たちの体の中に入ってきてしまっています。

③電磁波について

 電磁波はガンや白血病の原因になると言われていますが、精神をも狂わせます。動物実験ではありますが、電磁波の照射に伴い、脳細胞からカルシウムイオン(調整系ホルモン)が流出してしまったり、脳細胞そのものの遺伝子が破壊されることが認められています。また、『心のブレーキ』とも呼ばれる『セロトニン』が電磁波の照射で確実に分泌が減少するというデータもあり、その影響か自殺願望がでてくるという疫学研究もあります。

④建築ストレスについて

 建築ストレス=コンクリートのストレスといってもいいでしょう。島根大学の総合理工学部の中尾教授は、「コンクリート住宅は、9年早死にする」という研究報告を行っています。

 実際に

ネズミの巣箱を金属、木、コンクリートでそれぞれ飼育した実験があります。

 コンクリート巣箱  20日後の生存率『7%』

 金属製巣箱  20日後の生存率『41%』

 木製巣箱  20日後の生存率『85%』

という結果が出ています。明らかにコンクリート製の巣箱は大変な数字になっています。そしてその巣箱の中も、共食いや、子供をかみ殺したりと大変な惨状を呈したそうです。

⑤精神ストレスについて

 精神ストレスは日々の感情、思いが造り出すものです。いつも不平不満で、怒り・イライラしている人、感動感謝の少ない人は精神疾患になりやすいと言われています。ストレスなく生きるのはなかなかに難しいのですので、せめて不平不満といった足りないものに目を向けるのではなく、足りているものに感謝していける人生を歩みたいものです。

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