虫歯治療
14歳までの虫歯の数は年々減少傾向にあります。
ですが、近年では35歳以上の日本人の虫歯の数は増加傾向にあります。というのも、歯の残っている本数が多くなってきているからです。少し昔であれば、歯周病で抜けていましたからね!(H28 歯科疾患実態調査より)
人生100年時代。お金があっても歯がなくては楽しい老後を送ることは難しいのではないでしょうか?
正しく虫歯を理解し、治療・予防をして歯を守っていきましょう!
虫歯とは
虫歯は歯に穴があく病気です。では、なぜ穴が開くのでしょうか?細菌が歯を食べているから??いいえ、違います。なぜ虫歯ができるかを正しく知ることで、虫歯にならないようにしましょう!
歯は口の中で常に、「溶ける」、「固まる」を繰り返しています。この溶けることを「脱灰」、固まることを「再石灰化」と言い、脱灰>再石灰化になることで歯に穴が開き、虫歯ができるのです。
「脱灰」とは
プラーク(歯垢)に存在する細菌が糖類(デンプンや砂糖など)を分解し、それによって生じた酸が歯を溶かすこと。
「再石灰化」とは
唾液などに含まれる無機質(カルシウム、リンなど)が脱灰した歯に沈着すること。
※穴の開いてしまった虫歯は再石灰化することはできません。穴の開いていない初期虫歯だけが再石灰化できます。