高齢のせいだとあきらめたらそこまで!「ロコモティブシンドローム」

query_builder 2026/08/19

なぜ歳を取ると体が動きにくくなってくるのでしょうか?


 地域の歯科医療の携わっていると90歳を超えても元気に歩いて通院される方もおられれば、70歳半ばでも訪問診療を希望される方など様々な方にお会いします。こういった方々の違いはどこから来るのでしょうか?なぜ歩くのが難しくなってしまっているのでしょうか??

 人は足腰が弱てくると、「長く歩けなくなる」「階段を上がるのがつらくなる」「何にもないところでつまずきそうになる」といったことが起きてきます。そうして自分で歩けなくなってくると、徐々に人の手を借りたり、杖、歩行器、車いす、そして寝たきりにつながっていき、体の機能全体が弱っていきます。そうした寝たきりや介護が必要になった高齢者の原因の多くを占めるものが運動器症候群(ロコモティブシンドローム)です。

 このロコモティブシンドロームの原因は大きく二つに分けられます。

①活動量の低下による筋力・平衡感覚などの低下

 通常、筋力や平衡感覚は日常生活の中で体を動かすことによって維持されています。ですから、外出する機会や家事の量などが減れば、日常生活での活動量は減ります。活動量の減少に伴い、足腰の衰えを自覚するようになると、自分の体に自信がなくなり、転ばないように活動の量を減らそうとします(バリヤフリー化等)。その結果さらなる活動量の減少につながり、ますます体を動かすことがなくなっていき筋力などの減少につながる悪循環を生じます。そしていつの間にか安全のためにと歩くことがおぼつかなくなるほど足腰が弱り、車いすや寝たきりへとなってしまうのです。


②運動機能に影響する病気(変形性膝関節症、骨粗鬆症、リウマチ等)

高齢になるほどに膝や腰などの関節や骨に影響を及ぼす病気や、運動機能をつかさどる神経や筋肉に影響する病気が生じやすくなります。病気なので一定仕方ないのですが、だからと言って体を動かすことがなければ①の場合と同じようにして筋力の低下を招き、寝たきりへの悪循環が始まってしまいます。


 こうしたロコモティブシンドロームになっていない下記の項目で見てみましょう。一つでも当てはまっていると体が弱り始めているじゃにしれませんので要注意です!

1,片足立ちで靴下がはけない

2,家の中でつまずく

3,階段の利用に手すりが必要

4,横断歩道を青で渡り切れない

5,15分くらい続けて歩けない

6,2kg程度の買い物を持ち帰るのがしんどい

7,家の中のやや重い仕事が難しい(布団の上げ下ろしなど)

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医療法人西村歯科

住所:大阪府堺市南区庭代台1丁目36−9

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