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冬の花がおしえてくれたこと

[2018.01.16]

まだ花の少ない冬期に、そっとひかえめに奥ゆかしく咲かせている黄色い花。蝋梅。花言葉は「ゆかしさ」「慈しみ」

今日は最近の中ではかなり暖かく、昼間は「もう春が近いのかな?」とまで思わせてくれるような日差し。いつもなら寒さに震えてコタツに潜り込んでいる私も、ついつい太陽のほほえみに誘われてそとに出てしまいました!

暖かさに少し気をよくして、澄んだ空のもとてけてけと家の周辺を歩いていく私。当然行くあてや計画などあるわけもありません。たまには無心になってあたりを見渡してみるのは気持ちのいいものなのです!

そうして歩いていくうちにふと気づきます。見るものがない!!あたりを見渡しても、枯れ木、枯れ木、落ち葉落ち葉!!冬なので当然なのですがそんなに花が咲いていたりしないんですよね。さざんかが家の垣根にちらほら見えるだけ。次第に飽きてきて帰路につくのでした。

庭に散る落葉を掃きながら、冬の散歩は体はすっきりするけど、心のどこかでさみしさを覚えるものだと妙な感慨を覚えていました。あらかた集まった落ち葉を捨てるために裏庭に持っていき、よいしょ!と一息。腰を伸ばして空を見上げる。青い空の隅にそっと添えるかのように黄色が映り込む。蝋梅の花でした。

毎年見ているはずなのにすっかり忘れてしまっていました。散歩で周囲を見てきて花はないと思っていましたが、こんな身近にそっと咲く花ががあったのか!今一度、自分の周囲を見直すべきなんでしょうね。…もう少し自己主張があってもいいと思うのですが(笑

 

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